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「毎月の電気代、高すぎる…」と感じていませんか?
一人暮らしの電気代は、ちょっとした工夫と見直しで驚くほど節約できます。
何を隠そう、このブログの著者である自分は、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機すら持たない生活を送っています。
その結果、最も寒い2月の電気代を628円、真夏の8月ですら861円に抑えることに成功しました。
この記事では、多くの人が実践できる節約術から、自分が実践する究極のライフスタイルまで、あなたの電気代を安くするための全知識を包み隠さず公開します。
まずは現状把握!あなたの電気代は平均より高い?安い?
いきなり節約を始める前に、まずはご自身の状況を客観的に見てみましょう。
驚きの実績と平均を比較することで、節約のモチベーションもアップします。
NANDの電気代実績:2月は628円、8月は861円!
自分の電気代と、一般的な一人暮らしの平均額を比べてみましょう。
期間 | NANDの電気代 | 全国平均(単身世帯) | 差額 |
---|---|---|---|
冬(1月~3月期) | 月平均 約700円 | 9,340円 | -8,640円 |
夏(7月~9月期) | 月平均 約900円 | 5,842円 | -4,942円 |
※全国平均は総務省統計局「家計調査 2023年」を基に算出
これほど大きな差が生まれるのには、もちろん理由があります。
ですが、特別なことをしなくても平均より安くすることは十分に可能です。
まずはご自身の電気代の明細と、この平均額を見比べてみてください。
なぜ電気代は高くなる?電気料金の内訳を簡単チェック
そもそも電気代が何で決まっているか、ご存知ですか?
仕組みは意外とシンプルです。
- 基本料金(最低料金)
契約しているだけで毎月かかる固定費です。契約アンペア数で金額が変わります。 - 電力量料金
電気を使った分だけかかる変動費です。節約の主戦場はここです。 - 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)
電気の使用量に応じて請求される料金です。
つまり、「基本料金」と「電力量料金」をいかに下げるかが節約のカギになります。
ちなみに、電気をたくさん使う家電TOP5はこれ!
家庭での消費電力の多くは、一部の家電に集中しています。
順位 | 家電 | 消費電力の割合 |
---|---|---|
1位 | エアコン | 14.7% |
2位 | 冷蔵庫 | 14.2% |
3位 | 給湯器 | 12.8% |
4位 | 照明 | 12.4% |
5位 | テレビ | 8.9% |
※資源エネルギー庁「平成30年度電力需給実績」より
この上位5つ、特にエアコンと冷蔵庫の使い方を見直すだけで、大きな効果が期待できます。
【レベル別】あなたにもできる!電気代節約術《実践編》
NANDのような極端な生活は難しくても、取り入れられることはたくさんあります。
ご自身のライフスタイルに合わせて、できることから取り組んでみましょう。
レベル1:意識するだけ!今すぐできるカンタン節約術
ここでは、今日からすぐに始められる具体的なアクションを紹介します。
リビングでの節約術
- 照明をLEDに変える
古い白熱電球をLEDランプに交換するだけで、消費電力を約85%も削減できます。
少し値段は張りますが、一度交換すれば長く使えるので、長い目で見れば絶対にお得です。 - テレビの明るさを調整する
画面の明るさを「最大」から「中」に下げるだけで、年間約840円の節約につながります。
見ていない時はこまめに消す習慣もつけましょう。
キッチンでの節約術
- 冷蔵庫の設定温度を見直す
設定温度を「強」から「中」にするだけで、年間約1,670円の節約効果があります。
また、食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなるので、庫内は7割程度に保つのが理想です。 - 炊飯器の保温機能は使わない
ご飯が余ったら、保温し続けるのではなく、すぐに冷凍保存しましょう。
電子レンジで温め直す方が、保温を続けるより電気代は安く済みます。
水回りでの節約術
- 温水洗浄便座のフタは必ず閉める
フタを開けっ放しにすると便座の熱が逃げてしまい、余計な電力を消費します。
フタを閉めるだけで、年間約940円の節約になります。使わない時期は設定温度を下げたり、電源を切ったりするのも有効です。 - お風呂の追い焚き回数を減らす
家族がいるわけではない一人暮らしでは、お湯が冷める前に入るのが一番です。
追い焚き1回で約6円かかると言われており、毎日繰り返すと大きな出費になります。
その他の節約術
- 洗濯は「まとめ洗い」が基本
洗濯機の消費電力は、回す回数に比例します。
毎日少量ずつ洗うより、洗濯物がたまってからまとめて洗う方が効率的です。 - 待機電力をカットする
家電製品は、使っていなくてもコンセントに繋がっているだけで電力を消費します。
この待機電力は、家庭の全消費電力の約5%を占めるとも言われています。
寝る前や外出前に、使わない家電のプラグを抜くか、スイッチ付きの電源タップを活用しましょう。
レベル2:少しの手間で効果大!契約を見直す節約術
日々の小さな節約も大切ですが、契約内容を一度見直すだけで、毎月の電気代が自動的に安くなる可能性があります。
電力会社の乗り換え、本当に安くなる?
2016年から始まった電力自由化により、私たちは自由に電力会社を選べるようになりました。
「手続きが面倒そう…」と思うかもしれませんが、今はネットで5分~10分程度で簡単に切り替えができます。
- メリット
- 基本料金が0円のプランがある
- 自分の生活スタイル(夜に電気を多く使うなど)に合ったプランを選べる
- ガスやスマホとセットで契約すると割引がある
- 注意点
- 解約時に違約金がかかる場合がある(事前に確認が必要)
- 賃貸物件でも基本的に乗り換えは自由ですが、建物全体で一括契約している場合は変更できないこともあります。心配な方は、一度管理会社に確認すると安心です。
契約アンペア、下げるとお得?
電気の契約には「アンペア(A)」という単位があり、これは「一度に使える電気の量」を示します。
このアンペア数が大きいほど基本料金が高くなる仕組みです。
一人暮らしであれば、30Aもあれば十分と言われていますが、家電が少ない方なら20Aでも問題なく生活できる場合があります。
契約アンペア | 基本料金(東京電力エリアの例) | 同時に使える家電の目安 |
---|---|---|
20A | 638円00銭 | ドライヤー、テレビ、照明 |
30A | 957円00銭 | 20Aの組み合わせ+電子レンジ |
40A | 1,276円00銭 | 30Aの組み合わせ+エアコン |
※料金は2025年8月時点の目安です。
※家電の組み合わせは一例です。
もしご自身の契約アンペアが40Aなどになっている場合、30Aに下げるだけで毎月319円、年間で3,828円の固定費を削減できます。
契約アンペアの変更は、現在契約している電力会社のウェブサイトや電話で簡単に手続きできます。
【番外編】月628円を実現したNANDの究極ライフスタイル
なぜ自分の電気代がここまで安くなったのか?
その秘密は、徹底したライフスタイルにありました。
「ここまでは真似できないかも」という方も、節約のヒントとしてご覧ください。
NANDの契約内容
- 電力会社は「Looopでんき」を選択
基本料金が0円で、使った分だけ支払うシンプルな料金体系が魅力でした。 - 契約アンペアは「20A」で十分!
後述する通り、同時に多くの家電を使わないため、最低限の20Aで契約しています。
NANDの”持たない暮らし”とは?
- 家電を持たない:冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機は持たない選択
- 情報機器を持たない:テレビ、パソコンは置かない
家の役割は「寝るだけ」と割り切る
- エアコンは夏場のクーラーのみ最低限
- 平日は朝5時に家を出て、帰宅するのは夜22時。
- 土日もほとんど外出しているため、家で電気を使う時間が極端に短いです。
【季節別】夏と冬の電気代を乗り切る特別対策
電気代が特に高くなる夏と冬は、特別な対策が必要です。
夏の節約術:エアコン(冷房)を賢く使う
- 扇風機やサーキュレーターを併用する
冷たい空気は下にたまる性質があります。サーキュレーターで空気を循環させると、部屋全体が効率よく冷え、設定温度を1~2℃上げても快適に過ごせます。 - フィルターは2週間に1回掃除する
フィルターが目詰まりすると冷房効率が著しく低下します。フィルターを掃除するだけで、消費電力を約6%削減できると言われています。
冬の節約術:エアコン(暖房)の効率を上げる
- 加湿器を併用して湿度を上げる
冬は空気が乾燥しているため、同じ室温でも寒く感じがちです。
加湿器を使って湿度を40~60%に保つと、体感温度が上がり、暖房の設定温度を低めにしても暖かく感じられます。 - 窓からの冷気をシャットアウトする
部屋の熱の約50%は窓から逃げていくと言われています。
厚手のカーテンや、断熱シートを窓に貼るだけで、暖房効果が大きく変わります。
【Q&A】一人暮らしの電気代、よくある質問
Q. 賃貸アパートでも電力会社は自由に変更できますか?
A. はい、ほとんどの場合で自由にできます。
前述の通り、建物全体で電力会社と一括契約している特殊なケースを除き、お部屋ごとの契約は入居者が自由に選べます。
工事なども不要で、ウェブで申し込むだけで自動的に切り替わります。
Q. エアコンは「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどちらが本当にお得?
A. 30分程度の短い外出であれば「つけっぱなし」の方がお得な場合があります。
エアコンは、電源を入れて部屋を設定温度にするまでが最も電力を消費します。
そのため、頻繁にオン・オフを繰り返すと、かえって電気代が高くなることがあります。
一方で、1時間以上の外出であれば、切った方が節約になります。
Q. 20Aまでアンペア数を下げると、すぐブレーカーが落ちて不便になりませんか?
A. 生活スタイルによりますが、工夫すれば問題ありません。
例えば、「電子レンジを使う時は、ドライヤーの使用を一旦やめる」といったように、消費電力の大きい家電を同時に使わないように意識すれば、20Aでも十分に生活できます。
自分の持っている家電と生活パターンを一度見直してみることをおすすめします。
まとめ:全て真似できなくても大丈夫!あなただけの節約スタイルを見つけよう
今回は、一人暮らしの電気代を節約する方法を徹底的に解説しました。
- まずは自分の電気代が平均より高いかチェックする
- すぐにできる節約術(家電の使い方)から試してみる
- 固定費を削減できる契約内容(電力会社・アンペア)の見直しを検討する
- 自分のライフスタイルに合わせて無理のない範囲で続ける
自分の生活は極端な例ですが、この記事の中に一つでも「これならできそう」と思えるヒントがあったはずです。
賢く節約して、浮いたお金をあなたの好きなことに使ってくださいね。
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