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自分は、会社の近くにセカンドハウスを借りて、平日はそこから会社に通勤しています。
会社からたった2分の場所にある賃貸物件です。
以前は片道1時間半もかけて通勤していましたが、その時間が丸々なくなったおかげで、毎日の運動時間と十分な睡眠時間を確保できるようになりました!
今回は「会社の近くにセカンドハウスを持つ」ことのメリットとデメリットを紹介します。
会社の近くにセカンドハウスを持つとは?その魅力と課題
セカンドハウスとは、自宅とは別に仕事や趣味、休暇などを目的として利用する家を指します。「会社の近く」にセカンドハウスを持つことは、通勤の便益や仕事とプライベートの境界を明確にすることに重きを置いたライフスタイルと言えるでしょう。
A. セカンドハウスの基本概念と「会社の近く」に持つ意義
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どんな人が「会社の近く」にセカンドハウスを求めているのか?
会社の近くにセカンドハウスを求めるのは、主に次のような方々です。
- 通勤時間を大幅に短縮したい人:満員電車での通勤ストレスから解放されたい、時間を有効活用したいと考えています。
- リモートワークと出社のハイブリッド勤務の人:出社日だけ会社の近くに滞在し、それ以外の日は自宅で過ごすといった柔軟な働き方を望んでいます。
- ワークライフバランスを重視する人:仕事とプライベートの空間を明確に分け、気持ちを切り替えたいと考えています。
- 会社の近くに趣味の拠点やリラックスできる場所が欲しい人:仕事終わりにすぐに趣味に没頭したい、自分だけの空間が欲しいといったニーズがあります。
- 単身赴任などで平日は会社の近く、週末は自宅で過ごす人:平日の生活の質を高めたいと考えています。
例えば、自分のように会社から2分の場所に住むことで、片道1時間半かかっていた通勤時間がなくなるわけです。これにより、毎日3時間もの自由な時間が生まれ、運動や十分な睡眠に充てられるようになりました。
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メリット
会社の近くにセカンドハウスを持つことには、多くのメリットがあります。
a. 通勤・リモートワークの利便性向上と時間有効活用
これは最も分かりやすいメリットです。通勤時間が短縮されることで、時間的にも精神的にも大きな余裕が生まれます。
- 自由時間の創出:自分は毎日片道1時間半の通勤時間がなくなったことで、1日あたり3時間、1ヶ月(20営業日)で60時間もの時間が生まれました。この時間を使って、以前はできなかった運動や、読書、スキルアップのための勉強など、自分への投資ができるようになりました。ある調査では、通勤時間が長い人ほどストレスが高いという結果が出ています。通勤時間を削減することは、心身の健康にも直結するのです。
- 満員電車からの解放:通勤ラッシュのストレスは計り知れません。セカンドハウスがあれば、混雑を避けて出社したり、徒歩や自転車で快適に通勤したりすることも可能です。
- 急な呼び出しにも対応:会社から近いことで、緊急時にも素早く対応できます。これは特に責任あるポジションの方にとって大きなメリットになるでしょう。
b. ワークライフバランスの実現(仕事とプライベートの明確な切り替え)
セカンドハウスは、仕事とプライベートの空間を物理的に分けることで、気持ちの切り替えをスムーズにします。
- 集中力の向上:会社の近くのセカンドハウスは、仕事モードに集中するための場所です。自宅では家族がいて集中できないという人も、仕事に没頭できます。
- オンオフのメリハリ:仕事が終われば、すぐにプライベートな空間に戻り、リラックスできます。これにより、仕事のストレスを効率的に解消し、精神的な疲労を軽減できます。
- 自宅のプライバシー保護:仕事を持ち帰ることがなくなり、自宅は完全にプライベートな空間として機能します。
c. その他(趣味、リフレッシュ、緊急時の滞在場所など)
セカンドハウスは、多目的な利用が可能です。
- 趣味の拠点:会社帰りに趣味に没頭したいとき、自宅に帰る時間を気にせず、セカンドハウスで思う存分楽しめます。例えば、楽器演奏や読書、オンラインゲームなど、誰にも邪魔されずに集中できる場所として活用できます。
- リフレッシュ空間:一人になりたいとき、静かに過ごしたいときのリフレッシュ空間としても最適です。仕事の疲れを癒やすための隠れ家として利用する人もいます。
- 緊急時の滞在場所:災害時や交通機関の麻痺など、緊急時に自宅に帰れない場合の避難場所として機能する可能性もあります。
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デメリット・注意点
多くのメリットがある一方で、セカンドハウスを持つことには注意すべき点もあります。
a. 初期費用と維持コスト
家をもう一つ持つわけですから、当然ながら費用が発生します。
- 初期費用:賃貸の場合は敷金・礼金や仲介手数料、前家賃など、一般的に家賃の3~6ヶ月分程度が必要になります。
- 維持コスト:賃貸の場合は毎月の家賃と、水道光熱費などが毎月発生します。例えば、都心近郊のワンルームマンションであれば、家賃が月々6万円~10万円程度、水道光熱費が月々1万円~2万円程度かかることが一般的です。
b. 会社への申告義務や副業規制
会社の就業規則によっては、セカンドハウスの利用状況が問題になる場合があります。
- 就業規則の確認:多くの企業では、社員の副業を制限する規定を設けています。セカンドハウスの賃貸契約自体は副業と見なされないことが多いですが、念のため会社の就業規則を確認し、必要であれば人事に相談するようにしましょう。
- 情報漏洩のリスク:会社の近くに住んでいることが周囲に知られることで、プライベートな情報が漏洩するリスクも考慮する必要があります。
c. 物件の管理と手間の発生
セカンドハウスはもう一つの家ですから、利用しない期間も管理の手間がかかる可能性があります。
- 定期的な清掃や換気:利用頻度が低い場合でも、カビや臭いの発生を防ぐために、定期的な換気や清掃が必要です。
- 郵便物の管理:郵便物や宅配物の受け取り、転送設定なども忘れずに行う必要があります。
B. 賃貸か購入か?「会社の近く」のセカンドハウスを比較検討
セカンドハウスを持つ方法は、大きく分けて「賃貸」と「購入」の2つがあります。会社勤めの方が平日だけ住むという目的で考えるなら、賃貸が特におすすめです。
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賃貸でセカンドハウスを持つメリット・デメリット
メリット
- 初期費用を抑えられる:購入に比べて敷金・礼金、仲介手数料など、初期費用が大幅に抑えられます。自分も賃貸を選んだことで、初期費用を抑え、すぐにセカンドハウス生活を始められました。
- 柔軟な住み替え:ライフスタイルの変化や転勤などで会社の近くにセカンドハウスが不要になった場合でも、比較的簡単に契約を解除し、住み替えが可能です。賃貸契約は短期間での解約がしやすいのが特徴です。
- メンテナンスの負担が少ない:物件の修繕や設備の故障など、基本的に所有者としての責任がないため、管理の手間が少ないです。急なトラブルにも管理会社や大家さんが対応してくれます。
- 気軽に試せる:まずは賃貸でセカンドハウスの生活を試してみて、自分に合っているかどうかを判断できます。いきなり高額な負担をするリスクを回避できます。
デメリット
- 資産にならない:毎月家賃を支払っても、自分の資産にはなりません。
- 自由にリノベーションできない:自分の好みに合わせて内装を変更したり、大規模な改修を行ったりすることができません。
- 家賃の支払いが続く:利用頻度に関わらず、毎月の家賃を支払い続ける必要があります。
- 契約更新の手間:定期的な契約更新があり、家賃の見直しや条件変更の可能性があります。
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購入でセカンドハウスを持つ(選択肢の一つとして)
購入という選択肢も存在しますが、会社勤めの方が平日だけ住むことを目的とする場合、賃貸に比べて初期費用が高額になり、維持管理の手間や複雑な手続きが伴うことがあります。
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会社勤めの方が平日利用するなら「賃貸」がおすすめ
会社勤めで平日の利便性を重視するなら、賃貸が圧倒的に有利です。
- 手軽さ:初期費用が抑えられ、購入に比べてはるかに手軽に始められます。
- 柔軟性:転勤やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に住み替えが可能です。
- リスクの低さ:不動産市場の変動リスクや、煩雑な管理の手間から解放されます。
自分も賃貸を選んだことで、煩わしい手続きや、物件の維持管理に頭を悩ませることなく、純粋にセカンドハウスのメリットを享受できています。
「会社の近く」セカンドハウスの種類と選び方のポイント
セカンドハウスと言っても、その種類は様々です。自分の目的や予算に合った物件を選ぶことが、セカンドハウスライフを成功させる鍵となります。
A. 主な物件の種類
賃貸物件として利用できる主な種類です。
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戸建て(賃貸)
- 特徴:独立した一軒家を借りる形式です。
- メリット:プライバシーが確保され、騒音などを気にせず自由に過ごせます。庭や駐車スペースを確保できる場合もあります。
- デメリット:物件数が限られることがあります。管理や清掃の手間は自分で行う必要があります。
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マンション(賃貸)
- 特徴:集合住宅の一室を借りる形式です。
- メリット:セキュリティが充実している物件が多く、一人暮らしでも安心です。共有部分の清掃や管理は管理会社が行うため、手間が少ないです。駅近など利便性の高い立地にあることが多いです。
- デメリット:上下左右の住民への配慮が必要で、騒音トラブルのリスクもあります。
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サービスアパートメント
- 特徴:ホテルとマンションの中間のような形態で、家具・家電付きの部屋に、ホテルのようなサービス(清掃、リネン交換など)が付帯しています。
- メリット:手ぶらで入居でき、すぐに生活を始められます。清掃などのサービスが付いているため、手間がかかりません。短期滞在にも適しています。
- デメリット:一般の賃貸マンションに比べて賃料が高めです。長期利用の場合、割高になる可能性があります。
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その他(ウィークリーマンション、マンスリーマンション、シェアハウスなど)
- ウィークリーマンション・マンスリーマンション
- 特徴:家具・家電付きで、週単位や月単位で契約できる賃貸物件です。
- メリット:短期利用に最適で、初期費用を大幅に抑えられます。引越しや家具の準備が不要で、急な利用にも対応できます。
- デメリット:一般の賃貸より割高なことが多く、物件数が限られる場合があります。生活感が薄く、自分の好みに合わせた空間づくりはできません。
- シェアハウス
- 特徴:複数人でリビングやキッチンなどの共用スペースを共有し、個室を持つ形態の住居です。
- メリット:賃料が安く抑えられます。他者との交流が生まれ、寂しさを感じにくいかもしれません。
- デメリット:プライベートな空間が限られます。共同生活ならではのルールや、人間関係のストレスが発生する可能性もあります。
- ウィークリーマンション・マンスリーマンション
B. 失敗しないための選び方のポイント
セカンドハウス選びで後悔しないために、以下のポイントをしっかりと確認しましょう。
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利用目的の明確化(通勤専用、趣味の拠点など)
「なぜセカンドハウスが欲しいのか」を明確にすることが、物件選びの第一歩です。
- 通勤専用:会社からの距離や交通手段を最優先します。駅からの距離、バス停からのアクセスなどを確認しましょう。
- 趣味の拠点:趣味に必要なスペースや設備があるか、周辺環境が適切かを確認します。
目的が曖昧だと、いざ物件を探し始めても、どれを選べば良いか迷ってしまう原因になります。
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無理のない予算設定と資金計画
セカンドハウスを持つ上で、最も重要なのが資金計画です。
- 総費用を把握:家賃だけでなく、初期費用や毎月の水道光熱費も考慮した総費用を把握しましょう。
- 余裕を持った計画:急な出費にも対応できるよう、少し余裕を持った資金計画を立てることをおすすめします。
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会社からの距離、交通の便、周辺環境など立地条件の確認
「会社の近く」が目的であれば、立地は最重要項目です。
- 会社までの距離と所要時間:徒歩、自転車、公共交通機関など、複数の手段で時間を測定し、本当に通勤時間が短縮されるかを確認しましょう。自分は会社まで徒歩2分の物件を選んだことで、通勤時間がなくなり、朝もゆったりと過ごせるようになりました。
- 交通の便:最寄り駅やバス停からの距離、電車の乗り換えの有無、終電の時間などを確認します。
- 周辺環境:スーパー、コンビニ、病院、飲食店など、生活に必要な施設が揃っているか確認します。夜間の治安状況も調べておくと安心です。
- 騒音の有無:大通り沿いや線路沿いの物件は、騒音の問題がないか、内見時に確認するようにしましょう。
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物件の設備・広さ・間取りの確認
自分がセカンドハウスで何をしたいかによって、必要な設備や広さが変わってきます。
- 広さ:一人で過ごすのか、来客があるのか、趣味の道具を置くスペースが必要かなど、具体的な利用シーンを想像して、適切な広さを選びましょう。
- 間取り:寝室とリビングを分けたい、書斎が欲しいなど、自分のライフスタイルに合った間取りかを確認します。
- 設備:キッチン、バスルーム、トイレなどの水回りの設備の状態、エアコンやインターネット回線の有無などを確認します。築年数が古い物件の場合は、設備の劣化状況も見ておきましょう。
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補助金・支援制度の確認(利用可能な場合)
一部の自治体では、特定の条件を満たす場合に、居住に関する支援制度を設けていることがあります。
- 情報収集:自分がセカンドハウスを検討している地域の自治体のウェブサイトなどで、利用可能な制度がないか調べてみましょう。
- 対象条件:制度によって対象となる物件や利用目的、所得などに条件があるため、必ず確認するようにしましょう。
NANDのセカンドハウス活用術
自分は会社の近くにセカンドハウスを借りて、日々の生活が劇的に変わりました。ここでは、自分の経験を元に、セカンドハウスをどのように活用しているのかを紹介します。
A. 通勤時間2分!自分時間を最大化
以前、自分は都心のオフィスまで電車で片道1時間半かけて通勤していました。毎朝の満員電車は想像以上に心身に負担をかけ、会社に着く頃にはすでに疲労困憊の状態でした。家に帰ると何もする気になれず、ただ寝るだけの日々が続いていたのです。
この状況を改善したいと考え、思い切って会社の近く、徒歩2分の場所にワンルームマンションを賃貸で契約しました。この決断が、自分の生活を大きく変えるきっかけとなりました。
- 劇的な時間短縮:会社の近くに住むことで、通勤時間が文字通りゼロになりました。往復で1日3時間、1ヶ月あたり約60時間もの自由な時間が生まれたのです。この時間は、以前は通勤に費やされていた、まさに「失われた時間」でした。
- 健康的な生活の実現:生まれた時間で、自分はまず運動習慣を身につけました。出社前に6km程度のRunningをしてから出勤しています。また、十分な睡眠時間も確保できるようになり、目覚めもすっきりしています。心身ともに健康になったと実感しています。
- オンオフの明確な切り替え:セカンドハウスは、自分にとって「仕事モード」の空間です。平日はここで仕事に集中し、仕事が終わればすぐにリラックスできるプライベート空間に戻れるため、気持ちの切り替えが非常にスムーズになりました。週末は自宅に帰り、家族との時間を大切にしています。このように、場所で役割を分けることで、仕事のストレスを自宅に持ち帰ることがなくなり、精神的なゆとりが生まれました。
自分の経験からも、会社勤めで平日の利便性を求める方には、賃貸のセカンドハウスが非常におすすめできます。手軽に始められ、生活の質を向上させることができる、賢い選択肢です。
まとめ:あなたのライフスタイルに合わせたセカンドハウス選びを
会社の近くにセカンドハウスを持つことは、通勤ストレスの軽減、ワークライフバランスの向上、そして自分時間の創出など、多くのメリットをもたらします。特に、会社勤めで平日の利便性を重視するなら、賃貸でのセカンドハウス利用は非常に合理的な選択肢と言えます。自分のように、会社の近くに賃貸のセカンドハウスを構えることで、毎日の生活の質が格段に向上する可能性があります。
長い通勤時間に疲れている方はこの選択肢を持ってみるのはいかがでしょうか?
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