【最強コスパ】日本通信SIMは本当に遅い?テザリングは切れる?半年使った感想レビュー!

生活改善

【この記事は約10分で読めます】

日本通信SIMは、その圧倒的な安さから多くの注目を集めています。 しかし同時に「速度が遅い」「テザリングが使い物にならない」 そんな不安な口コミを見て、契約をためらっている人も多いはずです。

この記事では、自分が実際に日本通信SIMを半年間メイン回線として使い、 良い点も悪い点もすべて体験した上で、本音を解説していきます。

この記事を読めば、あなたの使い方に日本通信SIMが本当に合うのか、 後悔しないための判断ができるようになります。

この記事の結論

  • 昼休みなど特定の時間帯は正直かなり遅い
  • PCでのテザリングは不安定になる時がある
  • 弱点を理解し、「安さ」を最優先するなら最高のSIM

【まず確認】日本通信SIMの魅力的な料金プラン

日本通信SIMの最大の魅力は、なんといってもその料金です。 まずは、どのようなプランがあるのか具体的に見ていきましょう。

【日本通信SIM 主な料金プラン】

プラン名 月額基本料 基本データ容量
合理的シンプル290プラン 290円 1GB(以降1GBごと220円で追加可能)
合理的みんなのプラン 1,390円 10GB + 70分無料通話
合理的30GBプラン 2,178円 30GB + 70分無料通話

※データ追加は、使った分だけ支払う上限設定が可能です。
※通話料は30秒11円。専用アプリは不要です。

この料金設定が、これから解説するデメリットを許容できるかの大きな判断基準になります。

お得情報!初期費用はセールで安くなる
契約には初期費用として3,300円のスターターキット(SIMカードパッケージ)が必要です。
しかし、Amazonのプライムデーやブラックフライデーといったセールの期間中には、かなり安く販売されることがあります。
乗り換えを急がないのであれば、セールのタイミングを狙うのが断然お得です。
Amazon.co.jp: 【日本通信SIM】 音声対応:合理的(シンプル290プラン、みんなのプラン、50GBプラン、他)またはデータ通信専用:(ネットだけプラン)から選んでお申込みいただける新スターターパック NT-ST2-P : 家電&カメラ
Amazon.co.jp: 【日本通信SIM】 音声対応:合理的(シンプル290プラン、みんなのプラン、50GBプラン、他)またはデータ通信専用:(ネットだけプラン)から選んでお申込みいただける新スターターパック NT-ST2-P : 家電...

 

【これが現実】日本通信SIMの速度、半年間のリアルな実態

SNSを見ると、日本通信SIMの評判は賛否両論です。

「この料金でこの速度なら十分すぎる!」という満足の声もあれば、 「遅すぎて何もできない…」という厳しい意見も見られます。

そこで、まずは自分が実際に半年間使って感じた、 リアルな時間帯別の使い心地をご覧ください。

【NANDの体感速度レポート(都内)】

時間帯 体感速度と主な用途
朝(8〜9時) ニュースやSNSのチェックは問題なし。通勤電車内でも比較的快適に使えました。
昼(12〜13時) 【要注意】Webサイト表示もかなり遅く、画像が多いページは読み込みに失敗することも。正直、使い物にならないと感じるレベルでした。
夕方〜夜 YouTubeの標準画質での動画視聴も問題なし。帰宅後の利用でストレスを感じることはほとんどありませんでした。

※これはあくまで自分の利用環境での一例です。

表の通り、多くの人が利用する昼休み時間帯の速度低下は顕著です。 これは「速度が遅い」という口コミが決して大げさではないことを示しています。

また、速度とは別に、安定性の面で気になる点もありました。

【体験談】都内の電車移動中に感じたこと
自分は都内周辺に住んでおり、電車で移動することがよくあります。
その時、駅間などでデータが受信できなくなることがあります。
大概はすぐに復帰しますが、場所によってはそれなり長い区間で電波の状態が悪い時もあります。
常に安定した通信を求める人には、 少し不安な要素かもしれません。

なぜ?速度が遅くなる・通信が切れる3つの原因

では、なぜ日本通信SIMは特定の状況で遅くなったり、切れたりするのでしょうか。 自分が半年使って感じた「なぜ?」の答えは、主に3つです。

【最大の理由】回線の混雑

日本通信SIMはドコモの回線網を使っています。 「それならドコモと同じで速いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、格安SIM(MVNO)はドコモから回線の一部を借りて運営しています。 これを道路に例えると、ドコモが10車線の高速道路を持っているとして、 日本通信SIMはそのうちの1車線だけを借りて走っているイメージです。

利用者が少ない時間帯はスイスイ走れますが、 お昼休みのように利用者が一斉に集まると、1車線だけでは大渋滞が起きます。 これが、お昼に極端に速度が遅くなる根本的な原因です。

【テザリングが切れる原因】接続の安定性

速度だけでなく、接続自体の安定性も大手キャリアとは差があると感じました。 特にPCを接続して作業するテザリング利用時は、接続が不安定になることがあります。

自分の体感では、頻繁に接続が切れてしまう時と、比較的安定している時があり、 ややムラがある、というのが正直なところです。 Web会議など、絶対に途切れては困る作業での利用は避けた方が無難でしょう。

利用場所・状況

これは全てのSIMに共通しますが、やはり利用場所の影響は大きいです。 ビルの中や地下街、地方の山間部などはドコモ回線でも電波が弱くなります。

これに加えて、自分の体験では電車での高速移動中も、 大手キャリアのSIMより電波を掴み直すのが少し苦手な印象を受けました。

 

【効果あり】自分が実践している5つの改善策

こうした弱点がある日本通信SIMですが、少し工夫するだけで快適度は大きく変わります。 自分が普段から実践している、イライラを解消するための対処法を紹介します。

  • 基本はWi-Fiを活用する
    最も確実で効果的な対策です。自宅や職場、カフェなど、Wi-Fiが使える場所では積極的に接続します。外出先でのデータ通信は補助的なものと割り切ると、ストレスがかなり減ります。
  • 昼休みは「遅いと割り切って使う」
    一番混雑するお昼の時間帯は、高速な通信は諦めます。動画視聴などは諦め、テキストベースのSNSやニュースチェック程度ならなんとか使える、という心構えで使うと気が楽になります。
  • 【意外と効く】4Gに手動で固定する
    自分のスマホは5G対応ですが、あえて4Gに固定して使っています。5Gと4Gの電波が切り替わる際の不安定さがなくなり、接続が安定したように感じます。バッテリーの節約にもなるのでオススメです。
  • 調子が悪い状態が続くときに再起動・機内モードオンオフ
    「なんだか電波の掴みが悪いな」という状態が続くことがあります。そんな時にスマホの再起動や機内モードのオンオフを試すと、電波を掴み直して改善することがあります。

それでも不満なら…速度と安定性を求める人のための乗り換え先3選

これらの対策を試しても「やっぱり自分には合わない…」と感じる人もいるでしょう。 そんな方のために、自分が次善の策として比較検討した、 速度・安定性に定評のあるSIMを3つ紹介します。

【乗り換え先 比較表】

サービス名 昼の速度評価 サポート 特徴
UQモバイル ◎ 速い 店舗あり au回線で速度の安定性に定評。節約モードも便利。
ワイモバイル ◎ 速い 店舗あり ソフトバンク回線。家族割などがあり、対面サポートも充実。
楽天モバイル ◎ 速い 店舗あり データ無制限で国内通話も無料。楽天エリア内なら最強。

これらのサービスは日本通信SIMより料金は高くなりますが、 その分、昼間の速度や安定性といった弱点を解消してくれます。

【総まとめ】半年使って断言!日本通信SIMを心からオススメできる人・できない人

ここまで解説してきた内容を踏まえ、 自分が考える「日本通信SIMとの相性」をハッキリとお伝えします。

こんなあなたには【心からオススメ】します!

  • コストパフォーマンスを最優先する人
    月額290円からという料金は圧倒的です。弱点を許容できるなら最高の選択肢になります。
  • Wi-Fi環境がメインで、外での利用が少ない人
    弱点である昼間の通信をほとんど使わないのであれば、デメリットを感じる場面はほぼありません。
  • データ使用量を柔軟に管理したい人
    これは自分が最も便利だと感じている点です。データが足りなくなっても1GB単位で安く追加でき、上限を設定すれば使いすぎも防げます。月25GBまでの利用なら、楽天モバイルよりお得に使えるのも魅力です。

こんなあなたには【オススメできません】

  • 昼休みや通勤中に動画やSNSをストレスなく見たい人
    間違いなく不満を感じる可能性が高いです。この時間帯の利用がメインの人は避けるべきです。
  • 外出先でテザリングを多用する(仕事で使う)人
    自分の体験上、接続が不安定になるリスクは無視できません。仕事で安定した通信が必須な人には不向きです。
  • 安定した通信環境が常に必要な人
    電車移動中など、大事な場面で通信が不安定になる可能性を許容できないのであれば、大手サブブランドなどを検討することをお勧めします。

自分のスタイルに合う「賢い選択」を!

日本通信SIMは、確かに安くて魅力的なサービスです。 しかし、その安さの裏には、速度や安定性といったトレードオフが存在します。

大事なのは、そのクセのある特性を正しく理解し、 自分の使い方やライフスタイルに合っているかを見極めることです。

この記事が、あなたの後悔しないSIM選びの助けになれば、とても嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました