【健康を見直す】フォーネスビジュアス体験談

「自分はまだ若いから大丈夫」
「健康診断では特に異常ないし」

そう思っているあなたへ。自分もそうでした。まさか自分の身体に、未来の病気のリスクが潜んでいるなんて…。

先日、自分は「フォーネスビジュアス(Fones Visuas)」という検査を受けました。
その結果、衝撃的なことがわかりました。

今回は、その検査結果から自分の知らなかった体質、そしてこれからの健康との向き合い方について、赤裸々にお話ししたいと思います。

そもそも「フォーネスビジュアス」って何?

「名前すら聞いたことがない」という方も多いかもしれません。
フォーネスビジュアスは、NECグループのフォーネスライフ社が提供する、少量の血液(一回の採血のみ!)で、将来の健康状態や疾病リスクを予測するサービスです。

AIが約7,000種類のタンパク質のバランスを解析し、数年先の病気のリスクを「見える化」してくれるという、まさに未来の検査。自分が受けた時点では、オンラインで申し込み、提携のクリニックで採血をするだけ、という手軽さでした。
フォーネスビジュアスでわかること

* 将来の疾病リスク
* 4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク
* 20年以内の認知症発症リスク
* 5年以内の肺がん発症リスク
* 4年以内の慢性腎不全発症リスク
* 現在の体の状態
* 心肺機能(心臓や肺の強さ)の低下
* 肝臓の脂肪蓄積
* 糖化(老化の原因物質AGEsの蓄積)の亢進
* など

価格は決して安くはなく、検査項目によっても異なりますが、数万円からとなっています。しかし、自分の未来の健康状態を知り、対策を立てられると考えれば、価値ある投資だと自分は感じています。
NANDの衝撃的な検査結果を公開!
さて、ここからが本題です。約1ヶ月後、マイページにログインして確認した自分の検査結果がこちら。

  • 20年以内の認知症発症率リスク:やや低
  • 4年以内の心筋梗睾・脳卒中、慢性腎不全リスク:
  • 5年以内の肺がんリスク:やや高

「認知症や心筋梗塞のリスクは低いのか、よかった…」と安堵したのも束の間。
「肺がんリスク:やや高」
この文字が目に飛び込んできた時、心臓がドキッとしました。タバコは吸わないのになぜ?
レポートを詳しく読み進めると、リスクの要因として**「アルコールの影響が大きい」との記載が。しかし、これには思い当たる節がありませんでした。というのも、検査の公正を期すため、自分は検査日から丸1週間、禁酒していた**のです。
消えない「アルコールの影響」。γ-GTP「384」の衝撃
「1週間も禁酒したのに、まだアルコールの影響が残っているのか…?」
この結果に疑問を抱いていた矢先、別で受けていた健康診断の血液検査の結果が届きました。そして、そこに記されていた数値に愕然とします。

γ-GTP:384 IU/L

γ-GTPは肝臓の解毒作用に関わる酵素で、特にアルコールに敏感に反応します。男性の基準値は一般的に75 IU/L以下とされているので、384がいかに異常な数値かお分かりいただけるでしょう。
ちなみに、この血液検査を受けたのは、お酒を呑んでから2日後のことでした。
2つの検査結果が、自分に一つの仮説を突きつけました。

「自分は、アルコールを分解するのに非常に時間がかかる体質なのではないか?」

お酒には強い方だと思っていました。しかしそれは、酔いを感じにくいだけで、身体(特に肝臓)は必死にアルコールと戦い、そのダメージが長期間残っていたのかもしれません。フォーネスビジュアスの「肺がんリスク」という結果も、アルコールに起因する体内の炎症などが影響している可能性が考えられます。
お酒との「賢い付き合い方」を決意
この結果を受けて、自分はお酒との向き合い方を根本から見直すことにしました。
お酒は好きです。気の合う仲間と酌み交わす時間は、何にも代えがたいものです。だから、完全に断つことはしません。
自分にとってお酒は、あくまでもコミュニケーションを円滑にするためのアイテム。そう再定義し、以下のルールを設けることにしました。

  1. 平日は原則禁酒する
    これまで何となく呑んでいた平日の晩酌をやめます。肝臓をしっかり休ませることを最優先に考えます。
  2. 飲み会は「3杯まで」と心得る
    ダラダラと呑み続けるのではなく、質の高いコミュニケーションに集中します。
  3. メリハリをつける!
    友人宅でのホームパーティーや、呑み放題など、心置きなく楽しめる場では別。無理しない範囲で、その場の雰囲気を楽しみ、好きな量を呑むことも許します。

大切なのは「我慢」ではなく**「メリハリ」**。自分の体質を理解し、健康とのバランスを取りながら、お酒と賢く付き合っていく。これが自分の出した結論です。
まとめ:自分の身体を知ることが、未来を変える第一歩
フォーネスビジュアスを受けて、正直ショックな結果もありました。しかし、それ以上に大きな収穫があったと感じています。
それは、「自分は大丈夫」という根拠のない自信を捨て、客観的なデータで自分の身体と向き合えたことです。
もしこの検査を受けていなければ、自分は自分の体質に気づかないまま、肝臓に負担をかけ続け、いつか本当に大きな病気を発症していたかもしれません。
未来のリスクを知ることは、決して怖いことではありません。それは、より良い未来を自分で作るための**「羅針盤」**を手に入れることなのだと、今は思います。
この記事が、ご自身の健康について考えるきっかけになれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました